仕事で鬱になりかけた話
仕事が嫌で嫌で仕方がない、けれど辞められない。
という人世の中にはたくさんいます。
Twitterには毎日『仕事が嫌だ』『辞めたい』とつぶやいては、その嫌な仕事をする為に職場に向かう。
辞めたいけれど、辞められない
その気持ちはとてもとてもわかります。
なぜなら僕もその一人だったからです。
21歳、春
専門学校を卒業し、就職を無事に決めた
これから始まる"仕事"に対してやる気に満ち溢れていた。
それと同時に社会とはどんなものなのだろう??
期待と少しの不安を抱き初の出勤日を待ち遠しくしていた。
そして4月。ここから社会人のスタートだ!!頑張ろう!!そして思いっきり楽しもう!!とスタートを切った。
半年後、仕事を辞めたいと思っていた
誰だ仕事が楽しいなんて言ったのは...
いや、誰もそんなことは言ってなかったな...
毎日朝早く起きて、満員電車に乗り、仕事をする。夜遅くに帰宅して夜ご飯を食べてテレビを観て寝る。朝早く起きて、、、の繰り返し。
地獄か!?!?!?
もちろん仕事にやり甲斐を感じなかったわけではない。しかしどうしても上手くいかない。
人間関係か?職場環境か?仕事か?
わからない、原因なんてどうでもいい、仕事のことなんか考えたくもない!!辞めたい!!
けれど辞めるわけにはいかない、半年で仕事を辞めるなんて情けない。自分はもっと頑張れる人間だ。そう思っていた。
身体に影響が出始る
『毎日追われる夢にうなされ身体が休まない』
仕事の事で上司に追われたり、ゾンビとかに追われたり、、精神的に追いやられる夢ばかりをみるようになった。
『仕事中とてもつよい睡魔に襲われる』
夢のせいで睡眠が浅く疲れが取れていないと思っていたのだが、明らかに眠すぎる。
朝から晩まで一日通して眠い。こんなことがあるのかと思いぐぐってみた。すると、、、
『人は嫌だと思うこと、作業、環境に見を置いている時、脳が働かなくなり強い睡魔に襲われることがある』
これやん!!!!!!!!wwww
なるほど、この眠さの原因はこれか。やっぱり仕事、嫌なんだね
(いやここで初めて気づいた!!みたいになったけどもちろん認識してた)
『職場に向かおうとすると嗚咽が止まらない』
これはもう完全にストレスの影響。ある日から職場に向かおうとすると通勤中、嗚咽が止まらなかったです。
おえ、おえ、おえ。通算1000回以上は嗚咽してたんじゃないでしょうか、冗談抜きにです。
エンドレス嗚咽です。(汚くてごめんなさい)
この後どうなってしまうんだろう、、、
本当に自分の身を危惧しました。
周囲の人に打ち明けてみた
身体がこんなことになればもうさすがに辞めた方がいいのではないか。
普段の僕は悩みを人に打ち明けず、自己解決しがちでしたが、さすがに誰かに相談しようと思い親戚や両親に相談してみました。
そうすると返ってきたのは
『辛くても頑張りなさい』
『仕事なんて辛くて当たり前』
『石の上にも三年』
とりあえず続けろ。ということでした。
無理だ、、、これ以上頑張れるわけがない、でも皆に話してしまい、しかも続けろと言われた以上ここで反対を押し切って辞めるわけには行かなくなった...。
なんてことをしてしまったんだ自分は。黙って辞めていればいいものの...。
さらに奈落の底に落ちていくような気持ちでした。
高橋歩の生き様を知る
僕のことを心配してくれた友人がとある一冊の本を貸してくれた。
それが高橋 歩さんの自己啓発本だった。
簡潔にまとめると、
人生は一度きり、ぶっとんで生きろ
というメッセージが書かれていた。
僕はとても影響を受けた。
人はもっと自由であるべき。
何にも縛られてない。ということに気付いた
すぐに仕事を辞めようと決意した
周囲の反対を押し切り、すぐに上司に連絡して辞めることを決めました。
それからというもの、僕は仕事に対しての考え方が180度変わりました。
『辞めたいと思ったら辞めればいい』
人生は1度きり。我慢をする必要なんてない。楽しい方向へ全力で流れるのだ。
死ぬ前に仕事を辞めたことを思い出すのか?
あの時辞めたなー。って思い返すのか?
思い出すわけがない。長い人生のうち小さな事なのだ、仕事を辞めるということは。
何を隠そう僕はゆとり世代の人間。
オトナ達から浴びるのは『これだからゆとり世代は...』『ゆとりは我慢を知らないのか』など。
我慢しなくていい
嫌なことがあれば逃げたらいいんです。
自分が楽しい!と思える仕事、
環境が必ずあるはずです。
今、僕のモットーは
頑張らない、我慢しない、嫌なことからは逃げるです。これだけ聞くととんでもない奴ですが、、笑
意外や意外。
人生においてこれがうまくいくんです本当に。
逃げに逃げを繰り返した結果...
現在、僕はとても良い方々に恵まれて、毎日楽しく仕事をしています。最高の職場環境を見つけることができました。ここにたどり着くまでに僕は仕事を何度も辞めました。両親、親戚にも迷惑をかけたこともあります。
しかし、今僕は
『仕事を辞めることにメンタルブロックはありません』
あの時本当に辞めてよかった。
心からそう思います。
もし、同じ境遇の人がいるならば一歩踏み出してほしいと思います。もちろん苦しいことを耐え抜いた先には素晴らしい生活が待っているかもしれません。
そればっかりは誰にもわからないし、予測もできません。
ただ、僕にはそれができなかった。もっと楽な方を選びました。
皆さんにも是非、参考にしていただけたら嬉しいと思います。
人生は1度きり。後悔しない人生を。